柑橘ハウス老朽化対策支援事業

四国 愛媛県伊予市

#農林水産業

・老朽化した農業用柑橘ハウスの修繕に係る補助制度新規創設
・農家支援と柑橘生産量維持
・農業の次世代継承に向けた取組

愛媛県は柑橘類生産量日本一を誇り、伊予市においても「紅まどんな」などの高級柑橘の生産が盛んに行われています。
かつて柑橘用ハウスは、温室みかんの栽培を主流に整備されてきましたが、燃料価格の高騰等により栽培面積及び生産量が減少。その後、県オリジナル品種である「紅まどんな」の登場により、温室みかん用ハウスを転用した栽培が広がることで、地域の柑橘農業は新たな展開を行うことが出来ました。

しかしながら、これらの柑橘用ハウスは整備から30年以上が経過し、老朽化が進行していることから、今後も高い品質基準を満たし安定した生産を続けていくためには、ハウスの改修が不可欠な状況となっています。
そこで、紅まどんな等の高級柑橘を持続的に生産し、産地の維持を図るため、柑橘用ハウスの修繕に対する新たな補助制度を創設いたします。
なお、本事業は令和8年度からの実施を予定しており、令和7年度中にいただいた寄付金については、修繕支援のための基金として積み立てます。